確定申告にオススメの会計ソフトは?

ざっくり言うと……

  • やよいの青色申告は特に好みやこだわりの無い初心者にオススメ
  • ソリマチみんなの青色申告も実はそんなに悪くない
  • MFクラウド確定申告はクラウド型では直感的でわかりやすく軽快情報も豊富
  • 初心者は電話サポートがある会計ソフトが安心。まずは体験版で試そう

※PCインストール型とクラウド型の強みと弱みはこちらの記事を参考にしてください。
会計ソフトはPCインストール型とクラウド型のどちらが良い?

 

主なPCインストール型の会計ソフト

 

PCインストール型は【やよいの青色申告】と【ソリマチみんなの青色申告】が人気

やはり初心者向け会計ソフトのド定番であるやよいの青色申告(以下、弥生)と、同等クラスで価格が安いソリマチみんなの青色申告(以下、ソリマチ)が人気です。

【やるぞ】【ツカエル】【わくわく】も機能性や操作性においては大差ないですが、価格が微妙だったり、電話サポートが無かったりするため、あえて初心者が選ぶ理由はないでしょう。(以前に使ったことがある等の理由があれば別です)

弥生やソリマチは、書籍やネットの情報が豊富です。身近な利用者も多いしの、何かあった時に解決しやすい(質問しやすい・回答を得やすい)のが強みです。

 

ブルーリターンAは青色申告会に加入した人向けなのでちょっと特殊

青色申告会とは、小規模事業の納税者による互助会のような全国組織です。
税務署からの紹介や、講習会の流れで加入する人が多いようです。

僕は青色申告会に加入したわけではなかったのですが、2015年度申告(2016年3月15日までの申告)で、たまたま使う機会を得ました。

本来、会員にならなければ使う機会の無いソフトなので、物珍しさもあって今回ちょっと試してみようと思いました。

(2016年追記: ブルーリターンAはシンプルでわかりやすく、画面も綺麗で、メッチャ使いやすかったです! 使う前は勝手なイメージで、『お役所系でヘボいんじゃないの~?』なんて考えてましたが、正直、土下座して謝るレベルでした(^^;)

 

特に好みやこだわりの無い初心者は【やよいの青色申告】がオススメ

やよいの青色申告 19 【最新】 新元号・消費税法改正対応| パッケージ版

やよいの青色申告:良い点

  • 画面が綺麗で見やすい
  • クセのない操作性

やはり定番と言われるだけあって、機能性、操作性、画面の綺麗さ、取っ付きやすさ
、ソリマチよりも弥生の方がより初心者向けに徹底されています。

初心者には見た目の取っ付きやすさも重要

ソリマチも機能性や軽快な操作性については弥生と大差ないです。しかし、画面が洗練されているとは言いがたいので、初心者にはゴチャッと見えるかもしれません。

使っていればすぐに慣れるのですが、初心者の場合その『慣れるまで』が問題なので、特にこだわりがない初心者は、やはり定番の弥生を選んで間違いはないでしょう。 

ネットビジネス税金対策ストラテジー『NTS』も本編と解説動画で、やよいの青色申告で解説しています。

やよいの青色申告 19 【最新】 新元号・消費税法改正対応| パッケージ版

 

ソリマチみんなの青色申告もそんなに悪くない

みんなの青色申告19 消費税改正対応版

ソリマチみんなの青色申告:良い点

  • 実売価格が弥生より3千円ほど安い
  • 紙のマニュアルと、わかりやすい青色申告の解説本が付属

ソリマチは弥生と比べると画面が古くさい印象がある反面、慣れてしまえば軽快にサクサク記帳できる感じです。

ソリマチの方が価格がリーズナブル

同程度のパッケージを比較した場合、ソリマチの方が実売価格で3千円ほど安いです。

ソリマチには紙のマニュアルと、青色申告の解説本が付属

弥生のマニュアルはPDFのデジタルデータのみですが、ソリマチは全ての機能を解説した従来の紙のマニュアルが付属します。

また、ソリマチには青色申告の解説本が付属してきます。僕も使いましたが、シンプルでわかりやすい良書でした。

メールサポートが非常に迅速かつ丁寧だった

ソリマチのメールサポートは担当者の方がとても親身で、返信も早く、いくつかの疑問を訪ねたところ、1回のメールで迷うことなく解決できました。

確定申告の締め切り数日前で電話が繋がらなかったのは残念でしたが(仕方ない)、その分、丁寧なメールサポートが嬉しくて、解決後に御礼メールを送ったほどです。しかも、そのメールにも丁寧な返信をいただいてしまいました。

(2017年1月追記:ちょっとした確認事項があったので、深夜にメールで問い合わせをしたところ、翌午前中には回答メールが届いていました)

 

主なクラウド型の会計ソフト

クラウド型なら『マネーフォワードクラウド確定申告』がかなり良い感じ

  • 登録簡単。お試し簡単。
  • 画面がシンプルで綺麗。
  • メニューも従来の会計ソフトに近く、直感的でわかりやすい。
  • 操作レスポンスはブラウザ利用でも軽快。
  • 複式簿記形式の仕訳入力が可能
  • 取引明細の自動取り込み機能が強力
  • 機能ヘルプから確定申告の記事まで情報が豊富

直感的に使えて、操作性が良く、PC型のように軽快

マネーフォワードクラウド確定申告(旧称:MFクラウド確定申告)は、PCインストール型の弥生やソリマチと変わらない操作感覚で驚きました。キーボード操作でサクサク仕訳入力できます。今はクラウド型の会計ソフトも、ここまで素晴らしいクオリティなんですねぇ。

普段使っている地方銀行を、取引明細の自動取得機能に登録してみましたが、説明やヘルプを見ることもなく、直感的に明細の取り込みまで完了しました。

マネーフォワードクラウド確定申告の自動取り込み機能は、銀行、信用金庫、カード会社、電子マネー、Webサービスなど、かなりカバーされています。よほど特殊な事業者でもない限り、対応していると思われます。

僕がクラウド型の会計ソフトを選ぶなら、マネーフォワードクラウド確定申告の一択

以前に試したfreeeは体験版の導入からお試し操作までトラブル続きで、クラウドの会計ソフト自体かなりの悪印象になっていました。

しかし、マネーフォワードクラウド確定申告を試して印象がガラリと変わりました。

※freeeでクラウド会計に嫌気がさしてしまった過去の体験版導入のエピソードは、独自特典のレポートに掲載しています。今は良くなったのかなぁ……??

マネーフォワードクラウド確定申告のちょっと残念なところ

電話サポートまで含めたプランの料金が、弥生やソリマチと比べて若干割高という点ぐらいでしょうか。あえて挙げるとしても、それぐらいです。

 

やよいの青色申告オンラインは動作がモッサリ

PCインストール型のやよい青色申告とは別クラウド型です。

PCインストール型と比べれば動作はモッサリしています。
マネーフォワードクラウド確定申告と比べても、若干モッサリした感じです。

どうしてもMacで弥生を使いたいとか、複数の場所で弥生を使いたいといった場合は、PCインストール型ではなくクラウド型を選ぶ必要があります。

無料体験版と、無料キャンペーン登録は別モノ

やよいの青色申告オンラインは、無料体験版の他に、無料キャンペーンがあります。

無料キャンペーンの【セルフプラン】ならば初年度が無料です。

そのかわりサポートが一切ついていません。確定申告初心者や青色申告初心者こそサポートが必要です。自分一人では難しいと思ったら、サポート付きのベーシックプランに変更することも視野に入れておいたほうがいいでしょう。

無料キャンペーンの登録には、銀行口座情報かクレジットカード情報の登録が必要です。(2年目以降は料金が自動引落で継続されるため。継続利用しないのであれば、更新前に解約可能)

クレジットカード情報などの登録をせずに、機能や使い勝手を確認したいだけの場合は、一部機能を30日間利用できる無料体験版を選びましょう。

 

その他のクラウド会計ソフトは……

好みにもよりますが、初心者がマニアックなソフトをあえて選ぶ必要はありません。

ちなみに、ソリマチみんなの青色申告には、クラウド版やオンライン版は存在しません。

 

初心者は電話サポートがある会計ソフトが安心

初心者は、疑問や質問が浮かんだり、トラブルが起きた時には、なるべく早く簡単に解決できるサポート体制と情報の得やすさを優先すべきです。

それらを総合的に判断すると、初心者はやよいの青色申告が一番無難な選択です。

やよいの青色申告 19 【最新】 新元号・消費税法改正対応| パッケージ版

いきなりエイヤ!と購入せず、まずは体験版で試そう

どのソフトも事前に体験版をインストールして、実際の画面や操作を試せます。
面倒に思われるかもしれませんが、まずは体験版で試してみましょう。

そして、なるべくストレスを感じない機能・画面・操作性・サポート体制を選びましょう。

会計ソフトはPCインストール型とクラウド型のどちらが良い?

ざっくり言うと……

  • PCインストール型は、安定性と安価な電話サポートが魅力
  • クラウド型は、場所や端末を選ばないのと強力な明細自動取り込み機能が魅力
  • 初心者PCインストール型から始めるのが無難

 

会計ソフトはそれぞれ何が違うの?

確定申告(青色申告)ソフトの最終的な目的は、どれも税務署に提出するための書類と帳簿作りです。

各ソフトの特徴は、機能性、操作性、サポート体制、料金、ソフトを動作させる環境(OS)の違いであると言えます。

 

PCインストール型と、ネットのクラウド型がある

以前の会計ソフトと言えば、パッケージを購入してパソコンにインストールするタイプしかありませんでした。

今はネット上(クラウド)で動作する会計ソフトも続々と登場しています。

関連記事:確定申告にオススメの会計ソフトは?

 

PCインストール型とクラウド型はどちらが良い?

どちらにも一長一短があります。PCインストール型の強みが、クラウド型の弱みであり、クラウド型の強みは、PCインストール型の弱みでもあります。

以下、PCインストール型としてやよいの青色申告ソリマチみんなの青色申告を、クラウド型としてマネーフォワードクラウド確定申告(旧称:MFクラウド確定申告)とfreeeを想定した比較です。

 

PCインストール型の強み

  • パッケージ製品やマニュアルが手元に残る
  • 会計データをPC内だけで保存できる
  • 回線やネット環境の影響が少なく、操作性も軽快
  • これまでに培われてきた機能性、操作性、安定性の高さ
  • 電話サポートが比較的安価に提供されている

初心者で、特に好みやこだわりがなければ、PCインストール型が無難です。
弥生やソリマチのPCインストール型ならば、機能が不足することもないでしょう。

パッケージ製品なので、一度購入してしまえばソフト一式が手元に残ります。

やよいの青色申告はマニュアルがPDFでデジタルデータ化されてしまいましたが、ソリマチみんなの青色申告は詳細な紙のマニュアルがあります。

会計処理がPC内で完結するので、ネットで外部に保存する必要がありません。
また動作は軽快で、キーボード操作でサクサク記帳しやすいのが特徴です。

何かあった時に気軽に電話で聞けるサポートは、初心者こそ必要なサービスです。
(クラウド型のマネーフォワードクラウド確定申告の電話サポートがあるプランは割高です)

確定申告時期は電話がなかなか繋がりづらいのが難点ですが、いざという時に直接オペレータに質問できるサポートがあるのは心強いです。

 

クラウド型の強み

  • 職場や自宅など場所や端末を問わない
  • WindowsやMacなどOSを問わない
  • インストールやアップデート作業が不要
  • パソコンが壊れても会計データやソフトに影響が無い
  • 銀行やカードの取引明細の自動取り込みに強い

会計処理を職場や自宅など場所を問わずに作業できます。

また、PCインストール型はWindowsが主流ですが、クラウド型はMacユーザーやiPhoneやAndroidといったスマホやタブレット等、様々なOSや端末を使うユーザーにも向いています。

インストールやアップデート作業が不要ですし、パソコンが壊れても会計データや会計ソフトの復旧作業は不要です。

銀行やクレジットカード等、取引明細を取り込む機能が強力な点もクラウド型の強みです。PCインストール型にも自動取り込み機能はありますが、クラウド型と比較すると貧弱です。

記帳処理をやってみるとわかりますが、明細が自動で取り込めると、かなりの手間と時間の節約になります。

 

初心者はPCインストール型とクラウド型、どちらを選べばいい?

一長一短あるので、一言で片付けるのは難しいのですが、特に好みやこだわりがなければ、PCインストール型が無難です。

クラウド型は革新性が高い分、機能が未実装だったり、ネット回線やサービスそのものが不安定になることが度々あります。忙しい確定申告時期にトラブルが発生すると、作業が滞るリスクがあります。

回線によっては処理が重くなり、まだ発展途上なのでブラウザ上での動作がもっさりしているサービスもあります。(操作感は、どれも体験版で気軽に試せます)

 

場所や端末を変えて会計処理をすることはあまりない

クラウド型は、場所や端末を選ばないという強みがありますが、実際のところ会計処理は職場なり自宅なりどこか1ヶ所でやるのが普通です。

常に日本や海外を泊まりで出張して、しかも先々でマメに日々の経理処理をする人ならばまだしも、普通はあちこちで領収書の整理をするようなことはありません。

出張を終えたら自宅か職場に戻ってまとめて処理というのが一般的です。

 

クラウド型の強力な自動取り込み機能は便利

クラウド型を選ぶべき理由の一つとして、銀行やカードの取引明細の自動取り込み機能の強さがあります。ネットとの親和性の高さは、クラウド型ならではです。

ただし、今はやよいの青色申告やソリマチみんなの青色申告といったPCインストール型も自動取り込み機能を大幅にパワーアップしました。

利用している金融機関やクレジットカード会社が対応しているかどうか、メーカーサイトで事前に確認しておくと良いでしょう。

 

初心者は安定性とサポート体制を重視しよう

クラウド型は急速に普及し、機能も日々増えていき、安定性も上がっていますが、初心者は革新性よりもトラブル回避の安定性重視をオススメします。

PCインストール型は、初心者が機能面で不足を感じることはまず無いでしょうし、比較的安価に電話サポートも提供されています。

書籍やネットの情報も豊富なので、何かあっても解決しやすいです。

利用者が多いということは身近に使っている人も多いでしょうし、ネットでの質問もしやすい(回答を得やすいです。

 

初心者は無難にPCインストール型【やよいの青色申告】を選ぼう

ネットビジネス税金対策ストラテジー『NTS』でも、初心者向けとして勧めているのはPCインストール型のやよいの青色申告です。

NTSではマニュアルに加えて動画解説もあるので、初めて確定申告(青色申告)をする初心者は興味本位でクラウド型から始めるよりも、ド定番のやよいの青色申告から始めましょう。

関連記事:確定申告にオススメの会計ソフトは?